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2008年07月03日

アレルギー性鼻炎の仕組み

アレルギー性鼻炎の代表的な症状である『くしゃみ』『鼻水』『鼻づまり』はどのような仕組みで引き起こされるのでしょうか?


症状が引き起こされる過程を簡単に整理します。


@アレルゲン(花粉・ハウスダストなど)を鼻から吸い込む

A鼻粘膜の肥満細胞(マストセル)の表面でアレルゲン(抗原)と抗体(免疫グロブリンE:IgE)が反応する

B肥満細胞からヒスタミン・ロイコトリエン・などが放出され、周辺の組織が炎症を起こす。(即時型アレルギー反応)

 ●ヒスタミンによって『くしゃみ』『鼻水』が引きこされます。
 ●ロイコトリエンによって『鼻づまり』が引きこされます。


C肥満細胞から遊離したロイコトリエンなどによって好酸球などが活性化し、浮腫が起こる。(遅延型アレルギー反応)

 ●ロイコトリエンによって『鼻づまり』が引きこされます。


■肥満細胞について

白血球の1種で、化学伝達物質を含む。

細胞表面に抗体(IgE)と結合し、アレルギー反応のトリガーとなる。


■好酸球について

白血球の一種で細菌やその他の異物細胞を弱い捕食機能を持つ。

アレルギー反応の原因となる。


■ヒスタミンについて

アレルギー反応を引き起こす化学伝達物質の物質のひとつ。

肥満細胞から放出されて炎症を引き起こし、鼻粘膜を刺激して、くしゃみ・鼻水を引き起こす。


■ロイコトリエンについて

アレルギー反応を引き起こす化学伝達物質の物質のひとつ。

鼻粘膜の血管を拡張したり、血管透過性亢進作用により浮腫(はれ)を起こすことによって鼻づまりの原因となる。

 @毛細血管から血漿(けっしょう)が漏れ出し、浮腫(むくみ)が起こる
 A下鼻甲介の粘膜に発達している太い血管に血液が充満して粘膜が腫れる
 B空気の通り道(下・中・上鼻道)が狭くなる
ニックネーム bien at 23:32| アレルギー性鼻炎

2008年06月18日

鼻の構造と役割

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鼻は空気をするための呼吸器と臭いを嗅ぐ感覚器の両方の機能を持った器官です。


私たちが生きていくには空気(酸素)が必要ですが、この空気は主に鼻から体内に取り込まれます。


このためアレルギー性鼻炎の症状である鼻づまりが起こると、鼻での呼吸が難しくなり口による呼吸になります。


口での呼吸を続けると、口が乾燥したたり、喉が痛くなったり、不快感を感じることがあります。


鼻(鼻孔)から取り込まれた空気は咽頭、気管、気管支、肺へと通り呼吸が行われます。


■鼻の構造

鼻には鼻甲介(びこうかい)と呼ばれる厚い粘膜に覆われた骨性構造物である突起があります。


鼻甲介は3つあり、上から『上鼻甲介』、『中鼻甲介』、『下鼻甲介』と呼ばれます。


[鼻甲介の種類]
 ●上鼻甲介(じょうびこうかい)
 ●中鼻甲介(ちゅうびこうかい)
 ●下鼻甲介(かびこうかい)


鼻甲介の表面はヒダ状になっており、表面積を大きくしています。


また、鼻甲介のの粘膜には鼻腺や血管あたくさんあります。


空気の通り道は『上鼻甲介』と『中鼻甲介』の間にある『上鼻道』、『中鼻甲介』と『下鼻甲介』に挟まれた『中鼻道』、『下鼻甲介』の下にある『下鼻道』があります。


鼻孔から取り込まれた空気は『上鼻道』、『中鼻道』、『下鼻道』を通って後に鼻咽道、後鼻孔、咽頭へ運ばれます。


■鼻の役割

鼻では空気と取り込むと同時に、気管・気管支・肺などの呼吸器官を保護する役割も持ちます。

この保護の役割には主に3つあります。


 ●加温   ・・・鼻粘膜にある豊富な血管により呼気を加温
 ●加湿   ・・・鼻粘膜から分泌される粘液により呼気を加湿
 ●異物の除去・・・鼻毛・鼻粘膜に異物を吸着することによる異物の除去
ニックネーム bien at 22:31| アレルギー性鼻炎

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